歯科医院の開業資金調達
本記事では、歯科医院を開業するにあたっての開業資金調達方法について詳しく解説しています。
歯科医院の開業資金はいくら？
医療機器や材料費がかなり高い
歯科医院を開業するにあたり、特に費用の割合が大きいのは「医療機器・材料費」です。診察ユニットやレントゲン撮影設備など、高価な医療機器を導入する必要があるため、2,000万円から4,000万円ほど必要となるケースもあります。
物件費用も大きな割合を占める
医療機器の次に費用が高くなるのは、やはり医院とする物件です。賃貸契約をして、歯科医院用に内装や外装を工事すると、同じく2,000万円以上は必要になります。自宅と歯科医院を同じ建物にする場合、土地を購入して住宅とクリニックを建設するとなると、さらに費用は高くなるでしょう。
開業資金の調達方法
自己資金
歯科医院を開業するために貯金をしている人も少なくないでしょう。すべてを自己資金でまかなうことは難しいかもしれませんが、少なからず自己資金は必ず必要になります。
公的融資
公的融資とは、政府や自治体などの公的機関が行っている融資です。代表的な公的融資としては「日本政策金融公庫」があります。公的融資は目的に応じて低金利で融資を受けられるなど、メリットの多い資金調達方法です。
制度融資
制度融資は、自治体が地域の銀行や信用金庫にお金を預け、そのお金で融資を受けるという資金調達方法です。低金利などよい条件で融資を受けることができますが、信用保証協会の保証が必要になります。その保証料が1％上乗せになり、この上乗せ分の自己資金が必要です。
プロパー融資
一般的な銀行や信用金庫から融資を受ける方法です。融資の方法として一般的ですが、先に挙げた融資方法よりも金利が高いことが多いというデメリットがあります。
資金調達以外の開業支援サービスもチェック
歯科医院の開業には多額の資金が必要になるため、資金調達をどうすればいいか悩む人もいるでしょう。歯科医院の開業支援サービスでは、開業資金を抑えるポイントをアドバイスしてもらえたり、資金調達のサポートをしてくれます。
以下のページに開業支援サービスについて解説していますので、こちらも参考にしてください。