集患のための広告・宣伝
ここでは、歯科医院の開業サポート業者が代行してくれる広告展開について説明します。
広告宣伝の基本の考え方
開業とともに必要なのは、宣伝販促物の準備です。この広告宣伝ですが、開業支援業者のほとんどが代行業務を行ってくれます。
広告宣伝費は、かければかけるほど良いというものではありません。適切な時期に適切なかたちで宣伝することが大切なのです。特に、郊外になればなるほど、ターゲット層が高齢(または低年齢)化すればするほど、「アナログ」な宣伝が効果を発揮します。
開業時には最低でも
- 目を引く外看板
- 診療時間を明記した壁看板
- 開業のあいさつを書き込んだ折り込みチラシ
を準備しましょう。
ちなみに、歯科医院の多くがグリーンやイエロー、オレンジの色を活用していますが、これらは”癒し・温かみ・安心”をイメージさせる色だからです。同様に、明朝体よりもゴシック体の書体の方が親しみがでます。一方、口腔美容であれば、ブルーや薄いピンクの色が”爽やかさ・清涼感”を演出してくれます。
開業支援業者と相談する時は、自身の理想とするクリニックを想定して、イメージを的確に伝えることが重要でしょう。
インターネットを積極活用
既にたくさんの医院がホームページを開設しています。ということは、あなたの医院が都市部や競合が多い場所にある場合、ホームページで宣伝することが、ひとつの戦略となるでしょう。
また、ホームページの活用も効果的です。忙しい人でも、スマートフォンがあれば、開院時間などを手軽にチェックできます。
サイトで明記したい一番重要な情報が、開院時間と予約電話番号です。特に、電話番号は画像にせず、番号をコピーできる状態にします。後は、クリニックの内部の写真など、基本的な情報が入れば十分でしょう。
なお、患者の多くがほしがる情報のひとつが、費用の目安です。十分な情報提示ができなくとも、「保険診療を基本とします」というコンセプトを明確にすると、サイトを見た人に安心感を与えることができそうです。